メダカの針子を大きく育てるための3つの方法をご紹介します。これらの方法は、メダカの針子の成長を促進し、健康的に育てるのに役立ちます。
1.飽和給餌
メダカの針子や稚魚は、エサをこまめに複数回与える「飽和給餌」を行うことで、大きく成長させることができます。具体的には、1分程度で食べ尽くす量のエサを少量与え、エサがなくなったら再度追加するという方法です。
この方法を使うことで短時間で多くの餌をあげることができます。私も日中は仕事しているので、朝と夜に飽和給餌しています。メダカもたくさんの卵を産みます。
おすすめの餌は以下になります。
①おとひめB2
「おとひめB2」はメダカの飼育において非常に人気のある餌です。2kg売りしていますので大量飼育している方におすすめです。おとひめB2の特徴として以下の点が挙げられます。
1.栄養成分のバランス: おとひめB2は、粗蛋白質が50%以上、粗脂肪が10%以上という栄養価の高いバランスを持っています。これにより、メダカの成長を促進し、健康的な体を維持するのに役立ちます。
2.食いつきの良さ: メダカの食いつきが非常に良く、飼育者の間で高い評価を受けています。これは、飼料の原材料に含まれるオキアミミールなどの嗜好性の高い成分が影響していると考えられます。
3.消化吸収率の高さ: 消化吸収率が高いため、糞の量が少なく、飼育水を汚しにくいという特徴があります。これにより、水質管理がしやすくなります。
4.沈降性の粒: おとひめB2は、はじめは浮いていますが、水を含むと次第に沈む沈降性の粒です。これにより、水面だけでなく、水槽の底で餌を食べるメダカにも適しています。
これらの特徴により、おとひめB2はメダカの飼育者にとって信頼性の高い餌となっており、特に成長期のメダカに適していると言えるでしょう。
②メダカのエサ 産卵繁殖用
Hikari(ヒカリ)ブランドのメダカ用産卵繁殖の餌です。通称「金パケ」と呼ばれています。容量40gと130gが販売されています。このエサは、メダカの産卵数や卵の孵化率を考慮して作られており、以下のような特徴があります。
- 高タンパク質と高脂肪の配合で、親メダカの栄養をしっかりとサポートします。
- ひかり菌が含まれており、メダカの腸内バランスを整え、健康を促進します。
- 消化吸収を助けるようにエサ粒が設計されており、メダカが必要とする栄養分を十分に吸収利用できるようになっています。
- 産卵数に有利な粒サイズで、メダカの健康的な繁殖をサポートします。
このエサは、特に産卵期のメダカに適しており、親メダカが毎日のように卵を産むための栄養を提供することを目的としています。また、ユーザーのレビューによると、食いつきが良く、水が汚れにくいという利点もあるようです。
2.グリーンウォーターでの飼育
グリーンウォーターでの飼育は、針子に必要な栄養や微生物が含まれており、餓死を防ぎ、生存率を大幅に上げる効果があります。また、グリーンウォーターは、針子が自然に摂取できる植物性プランクトンや微生物を提供します。
メダカの針子の死亡理由1位が「餓死」と言われています。グリーンウォーターでの飼育は有効な飼育方法と言えます。
3.適切な水温と光の管理
メダカは水温26度前後で最も活性が上がります。水温計を使用して水温を管理し、屋外で飼育する場合は自然光を利用し、室内で飼育する場合は日光が入る窓辺に水槽を置くか、人工の光源を利用します。光はメダカの生活リズムや骨格の生成に影響を与え、成長を促進します。
まとめ
これらの方法を組み合わせることで、メダカの針子を健康的に、そして迅速に成長させることが可能です。ハイシーズンであれば、卵から親魚サイズまで1ヶ月程度で育ちます。
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