改良メダカ「紅帝」って

紅帝（こうてい）メダカは、改良メダカの中でも特に美しい品種の一つです。以下に紅帝メダカの特徴を詳しく説明します。

体色とラメ:

紅帝は強い緋色の体色を持ち、観賞者に鮮烈な印象を与えます。体は深く、強い赤さが特徴です。

透明感のある朱赤色で、やや透けていることで、楊貴妃よりもさらに赤みを強く感じられます。

体色には個体差があり、オスよりもメスのほうが体色がより濃い傾向があります。

形質と系統:

紅帝は『楊貴妃』の形質と『透明鱗』を持った改良品種です。楊貴妃の系統なため、高確率で親魚に似た幼魚に育ちやすく、繁殖を楽しめる点も魅力です。

体型は普通体型で、ヒレの形は原種に近い形をしています。

飼育方法:

紅帝は色揚げを行うことで、より鮮やかな体色を楽しめます。以下の工夫が効果的です:

黒い飼育容器で育てる。

黒い・色が濃い底砂を敷く。

色揚げ用の餌を与える。

日光ではなく照明で飼育する室内水槽でも、鮮やかな体色を楽しめます。

価格と相場:

紅帝は高級メダカとされ、価格は500円から始まり、比較的安価な価格帯です。

自分好みの紅帝を選別して育てる楽しみもあります。

まとめ

紅帝は美しい色合いと個性的な模様で飼育も初心者に向いています。

我が家にも飼育していますが、原種に近いのか丈夫で繁殖力も強いです。