金魚の転覆病は、浮き袋の機能障害によって引き起こされることが多いです。治療には、以下のステップを試してみてください。我が家でもこの方法で治療しています。
治療方法
- 水質改善:水質の悪化は転覆病の一因となるため、定期的な水替えが重要です。特に夏場はエサを多く食べるため水が汚れやすく、冬場はエサを食べないため水替えの頻度が下がりがちですが、アンモニアなどの水質悪化を防ぐためにも適切な水替えを心がけましょう。
- 絶食:転覆病の初期段階では、餌を与えることを一時的に中止し、消化を促します。これにより、腸内のガスが減少し、浮力の問題が改善されることがあります。
- 塩浴:金魚を別の水槽に移し、0.5%程度の塩浴を行います。10リットルの飼育水に対して50グラムの粗塩を使用し、金魚の様子を観察しながら徐々に回復させます。
水槽が80Lであれば、このくらいの塩がいります。塩は1kgで100〜200円程度で購入できます。
まとめ
これらの方法を試しても改善が見られない場合は、専門の獣医師に相談することをお勧めします。また、転覆病は再発しやすいため、予防として適切な飼育環境を維持すること、早期発見と早期治療が大切です。
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