メダカの飼い方 屋外飼育のメリット・デメリット

飼育情報

メダカの屋外飼育にはいくつかのメリットがありますが、注意すべきデメリットも存在します。以下にそれぞれをまとめました。

屋外飼育のメリット・デメリット

メリット:

  1. 水槽管理の手間が減る:また 屋外では自然の力を利用して水槽のコケ取りや水換えの頻度を減らすことができます。また屋外なので気にせず、水替えや足し水ができます。
  2. 水槽機材が不要: 屋外飼育では、ろ過フィルターや水槽用ヒーターなどの機材が基本的に必要ありません。
  3. 色鮮やかで丈夫なメダカが育つ: 自然光の下で育つメダカは、色が鮮やかで健康的に成長する傾向があります。太陽光に勝てるものはありません。
  4. グリーンウォーターを作りやすい:屋外飼育では自然光による光合成を利用して、グリーンウォーターを作り出すことが可能です。グリーンウォーターは植物プランクトンが増殖した水で、緑色に見えるのが特徴です。これらのプランクトンはメダカや金魚の餌になり、色揚げ効果も期待できます。また、水質の安定にも寄与し、稚魚の生存率向上にも役立ちます。

デメリット:

  1. 外敵に狙われる: 屋外ではネコや鳥などの捕食者からメダカを守る必要があります。飼育小屋もしくはビニールハウスがないと外敵対策が必要です。
  2. 天気や気候の変化に注意: 気温の変動が激しい場所では、メダカの健康に影響を与える可能性があります。特に雨続きになると産卵数が落ちます。自然任せてですので、照度・温度等コントロールがやりにくいです。
  3. 横見ではなく、上見がメイン:です。屋内飼育の場合は、水槽ではなく、トロ舟等の場合が多いと思います。そのため、上見飼育がほとんどかと思います。室内水槽飼育では横見がメインになりますので、好みによるところもあると思います。私はらんちゅうも飼育していますので、上見が好きです。

我が家での飼育スタイル

我が家では100%屋外飼育です。理由は庭があり、飼育ケースの設置場所があったこと、ズボラですので管理がしやすい屋外にしました。足し水も水替えもやり放題です。また屋外であれば、ヒーターも入りませんので電気代も心配ありません。ただし、エアレーションは一括管理で設置しています。

また季節にあわせての飼育ですので冬は冬眠させて、オフタイムとなります。1年中飼育を楽しみたい人は室内飼育が向いていると思います。

まとめ

屋外飼育はメダカにとって自然に近い環境を提供することができ、健康的な成長を促すことができますが、適切な管理と保護が必要です。

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