メダカを繁殖させる際には、産卵床が欠かせないアイテムです。産卵床は、メダカが卵を産み付ける際に使用する水草や人工的に作られたウキ付きのスポンジなどを指します。これがないと、産卵しても卵が飼育容器の底に沈んで回収することができません。
産卵床の種類
産卵床には、以下の2種類があります。それぞれの特徴を把握して、適切なものを選ぶことが重要です。
- 水草・浮草:
- 特徴: 柔軟でメダカを傷つけることがなく、観賞性を維持できる産卵床です。水中の栄養を吸収するため、水質の浄化も期待できます。
- 注意点: 環境に合わなければ枯れることもあるため、種類選びが重要です。
- 人工産卵床:
- 特徴: スポンジや繊維などを使って作られており、扱いやすいです。初心者にもおすすめです。
- 注意点: 人工物であるため目立ちますが、乾燥させたシダやシュロなど天然素材を使用したタイプもあります。
以下はおすすめの産卵水草・人工産卵床です:
1.ホテイソウ (浮草):
- 水面に浮かぶ浮草で、産み付けられた卵が目立ちやすいです。水質浄化能力も高いですが、頻繁に殖える種類ではないため注意が必要です。
2.マツモ (水草):
- 丈夫で殖えやすく、メダカとよく合う見た目です。多くの飼育容器で使い回すことができます。
3.GEX メダカ元気 卵のお守り産卵床:
- スポンジにウキが付いた人工産卵床で、効率的な採卵が可能です。
4.アナカリス (水草):
- 適応力が高く、光量や水質に気を遣わずに繁殖します。扱いやすさを重視する場合におすすめです。
5.スドー メダカの棕櫚産卵床:
- 天然素材の「シュロ」を使用した産卵床で、効率的な採卵ができます。
我が家で使用している産卵床
我が家では100円ショップのセリアのメダカ用の産卵床を使用しています。色々な産卵床使いましたがこれが管理しやすく、産卵数も多く採取できています。
メダカの産卵床のチュール生地です。これで3つから4つの産卵床ができます。
こちらが浮き輪です。2色あり、10個入りです。あとはインシュロックがあれば出来上がりです。100円ショップですので、低価格で産卵床を増やすことができます。
まとめ
これらの産卵床を選ぶ際に、メダカの繁殖状況や飼育環境に合ったものを選んでくださいね。
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